• /

群馬大学 生体調節研究所

アクセス アクセス
  • HOME
  • News
  • 研究成果
  • 【研究成果発表】受精後に精子由来オルガネラを見分けて分解へ導く仕組み
  • facebook
  • X
  • YouTube

【研究成果発表】受精後に精子由来オルガネラを見分けて分解へ導く仕組み

All Articles

本研究所の法月拓也研究員、櫛田康晴研究員(当時)、佐藤健教授、佐藤美由紀教授らの研究グループは、北海道大学・野田展生教授、東京科学大・松田憲之教授らとの共同研究により、受精後における精子由来オルガネラの認識機構の一端を解明しました。
多くの生物において、受精時に精子DNAだけでなく、ミトコンドリアなどの一部の精子由来のオルガネラも卵内に持ち込まれます。我々はこれまでに、それらオルガネラがオートファジーで分解されること、またその認識にALLO-1という分子が必要であることを見出しましたが、どのようにALLO-1が精子由来のオルガネラを認識しているのかに関しては不明のままでした。
本研究では、構造予測解析や生化学解析などにより、ALLO-1がユビキチンを介して、精子特異的オルガネラの認識を担うことを明らかにしました。
本研究成果はJournal of Cell Science誌に掲載されました。

・雑誌名:Journal of Cell Science誌
・公開日:2025年12月19日(オンライン)
・タイトル:ALLO-1a is a ubiquitin-binding adaptor for allophagy in Caenorhabditis elegans

研究内容の詳細はこちらをご覧になってください

PAGE TOP