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【プレスリリース】昭和町から昭和基地へ ~第67次南極地域観測隊に群馬大学の研究員が参加決定~

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細胞構造分野(群馬県前橋市昭和町)の杉浦健太研究員が、南極地域の生物相と生態調査のため、第67次南極地域観測隊に隊員として参加することが決定しました。
今回杉浦研究員は、観測課題「凍結・乾燥の影響を受ける南極露岩湿地の生態系観測 -環境特性・生物群集・生物量の解明を目指して-」の遂行のため、2025年12月から2026年2月までの日程で南極に向かい、調査を行います。特に、乾燥や凍結などといった環境変動の大きい南極大陸の湿地帯や露岩域に着目します。これらの環境にはすでに、ワムシ・線虫・クマムシといった微小な無脊椎動物が生息していることが知られており、その生態や生物相の変動、環境適応性を明らかにすることを目指します。

写真提供: 国立極地研究所

<杉浦健太研究員のコメント>
この度、第67次南極地域観測隊として調査に参加する機会をいただけたこと、また群馬大学関係者、周囲のみなさまの多大なご支援に感謝いたします。
これまで線虫やクマムシの研究を通して培ってきた行動力と知識を総動員して、キャッチーでウィットでセンセーショナルな研究ができるよう、頑張ってきます。

<細胞構造分野 佐藤健教授のコメント>
群馬から「宇宙よりも遠い場所」に行くことはめったにない機会だと思います。南極地域で得た経験と知識を今後の研究活動に活かすとともに、より若い世代の人や一般の方々にフィードバックしてもらえれば嬉しく思います。余すことなく吸収できるよう頑張ってきてください。

【関連資料】
● 群馬大学 生体調節研究所 細胞構造分野
http://traffic.dept.med.gunma-u.ac.jp/
●文部科学省「第67次南極地域観測隊行動計画(案) 及び南極地域観測隊員等の決定について」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/06/1418062_00014.htm
●「凍結・乾燥の影響を受ける南極露岩湿地の生態系観測 -環境特性・生物群集・生物量の解明を目指して-」
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/science-plan10/ap1011.html

【本件に関するお問合せ先】
群馬大学 生体調節研究所 細胞構造分野 研究員 杉浦 健太 TEL:027-220-8843
E-MAIL:kensugiura@gunma-u.ac.jp

群馬大学 昭和地区事務部総務課研究所庶務係 係長 溝田 哲也 TEL:027-220-8822
E-MAIL:kk-msomu4@ml.gunma-u.ac.jp

 

 

 

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