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群馬大学 生体調節研究所

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【プレスリリース】ヒト腸モデルで明らかになった次世代プロバイオティクスのムチン応答性 ~腸管オルガノイドと共培養したAkkermansiaの遺伝子発現変化~

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粘膜エコシステム制御分野の宮内栄治 准教授らの研究グループは、ヒト大腸オルガノイドと、次世代プロバイオティクス候補であるAkkermansia muciniphila(以下A. muciniphila)との共培養系を構築し、ヒトムチンに応答する菌の遺伝子発現変化を明らかにしました。
A. muciniphilaは、腸管上皮から分泌される粘液成分であるムチンを栄養源とする腸内細菌として知られていますが、そのムチン応答性は、主にブタの胃由来ムチンを使用した試験管内実験で解析されてきました。本研究では、ヒト腸管オルガノイドを用いることで、ヒト腸管により近い環境下での応答解析に成功しました。本研究成果は、A. muciniphilaのヒト腸内における作用メカニズムの理解を深めるとともに、次世代プロバイオティクスとしての応用に向けた基盤となることが期待されます。
本研究の成果はBioscience, Biotechnology, and Biochemistry誌にて公開されました。

・雑誌名:Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry誌(日本)
・公開日:2025年8月8日
・タイトル:Mucin-dependent transcriptional dynamics of Akkermansia muciniphila in co-culture with human colonic organoids

研究内容の詳細はこちらをご覧になってください。

プレスリリース資料はこちらをご覧になってください。

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