• /

群馬大学 生体調節研究所

アクセス アクセス
  • HOME
  • 新着情報
  • 研究成果
  • 【プレスリリース】受精卵に入った父親由来のミトコンドリアが速やかに見分けられ、除去される仕組みを発見
  • facebook
  • Twitter
  • YouTube

【プレスリリース】受精卵に入った父親由来のミトコンドリアが速やかに見分けられ、除去される仕組みを発見

All Articles

本研究所の佐々木妙子助教、櫛田康晴研究員、法月拓也研究員,佐藤健教授、佐藤美由紀教授らの研究グループは、徳島大学・小迫英尊教授との共同研究により、受精後に父性ミトコンドリアが入ってきたことを瞬時に検知し、分解・除去する仕組みの一端を解明しました。
ミトコンドリアDNAは多くの生物で母親からのみ遺伝(母性遺伝)します。私たちは精子由来の父性ミトコンドリアがオートファジー(自食作用)によって選択的に分解・除去されることが母性遺伝に必要であること,その過程にALLO-1とIKKE-1という因子が働くことを見出してきました。今回、私たちはこのオートファジーの様子を動画撮影することに成功し、ALLO-1とIKKE-1が父性ミトコンドリアを瞬時に識別し,オートファジーへ導く仕組みの一端を明らかにしました。
本研究成果はNature Communications 誌(Springer Nature社:英国、 IF 16.6)に掲載されました。

・雑誌名:Nature Communication
・公開日:2024年2月17日
・タイトル:ALLO-1- and IKKE-1-dependent positive feedback mechanism promotes the initiation of paternal mitochondrial autophagy.  https://doi.org/10.1038/s41467-024-45863-2

研究内容の詳細はこちらをご覧になってください

プレスリリース資料はこちらをご覧になってください。

PAGE TOP