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群馬大学 生体調節研究所

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【プレスリリース】多精子受精拒否の仕組みの一端を解明 ~なぜ卵母細胞(卵子)はただ1つの精子とのみ受精するのか~

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細胞構造分野の佐藤健教授、川崎一郎研究員、杉浦健太研究員、生体膜機能分野の佐藤美由紀教授、佐々木妙子助教らの研究グループは、東京医科歯科大学難治疾患研究所松田憲之教授との共同研究で、卵母細胞(卵子)がただ1つの精子とのみ受精する仕組みの一端を明らかにしました。
私たちのような性を持つ生物のほとんどは卵母細胞(卵子)が1つの精子と受精することにより誕生します。しかしながら、多数の精子に取り囲まれた中で、1つ精子とのみ受精し、その他の精子を拒絶する仕組み(多精子拒否)についてはいまだ不明な点が多く残されています。本研究によって、早期の多精拒否の仕組みの一端が明らかとなり、体内受精する動物において「なぜ卵母細胞(卵子)はただ1つの精子とのみ受精するのか?」という基本的な問いに答え、性を持つ生物の生命誕生の謎に迫ることが可能になると期待されます。本研究の成果は 2024年1月26日に英国Nature Communications 誌(Springer Nature社)に掲載されました。

・雑誌名:Nature Communications
・公開日:2024年1月26日
・タイトル:MARC-3, a membrane-associated ubiquitin ligase, is required for fast polyspermy block in Caenorhabditis elegans.  https://doi.org/10.1038/s41467-024-44928-6

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