助教:高稲 正勝
masaktakaine*gunma-u.ac.jp
(*=@)
研究室のWebサイト
https://www.giar.gunma-u.ac.jp/program/program_takaine/
メンバー
助教:高稲 正勝
研究内容
細胞は常に環境からのストレスや栄養源等の様々な刺激にさらされており、このような外的刺激に適切に応答できなければ細胞は損傷を受け老化、あるいは細胞死にいたる。したがって細胞の応答機構を詳しく理解することは生活習慣病や老化の治療法の開発に必要である。
我々は理想的な真核細胞のモデルである出芽酵母を使用し、細胞が様々な環境変化に応答しながらエネルギー代謝恒常性を保ち、適応する分子機構を細胞レベルで明らかにしたいと考えている。
現在進行中のプロジェクト
- 酵母のエネルギー代謝制御機構と細胞老化の関係
- 細胞内ATP動態の解析と恒常性制御機構の解明
- プリン新規合成関連酵素が細胞内顆粒を形成する仕組みと生理的意義
- 細胞死と細胞内GTP濃度の関係
キーワード
酵母、メタボリズム、シグナル伝達、ATP、エネルギー代謝、プリン代謝、TOR複合体
主要論文
- Hoshino S. et al., (2021) Commun. Biol. 4(1)
- Takaine M. et al., (2019) J Cell Sci. 132(8)
- Ito H. et al., (2019) BBRC 511(4)