教授:稲垣 毅
inagaki*gunma-u.ac.jp
(*=@)
研究室のWebサイト
http://epigenetics.imcr.gunma-u.ac.jp/
メンバー
教授:稲垣 毅
講師:小松 哲郎
助教:鈴木 智大
博士研究員:Martin FONKOUA
研究員:林 真友子
研究支援者:谷岡 安紀子
研究支援者:小田切 真由美
研究支援者:須賀 絵美
大学院生(博士課程): 増田 真之佑
大学院生(博士課程): AHAMED MOHAMMAD SELIM
大学院生(博士課程): 余 海
大学院生(修士課程): KHATUN SUMI MIRA
研究内容
エピゲノムは、「ゲノムの塩基配列を変化させることなく遺伝子の発現を調節する機構」です。そのため、可塑性が高く環境応答に適した機構です。当研究室では、環境が体質として記憶されて生活習慣病の発症に至るまでのエピゲノム機構を研究しています。特に、ヒストン修飾に注目して研究をすすめており、核内受容体を含むタンパク質の複合体形成やクロマチン構造の変化を介して転写を制御する機構を解明してきました。今後も、生活習慣病治療の進歩に貢献することを目標として、細胞の分化やエネルギー代謝を調節する詳細な分子機構を手に取るように理解することを目指しています。
現在進行中のプロジェクト
- ヒストン脱メチル化酵素による転写制御機構の解明
- 脂肪細胞の分化、形質転換を制御するエピゲノム機構の解明
- ヒストンコードの網羅的解析
- 核内受容体と内分泌FGFs
キーワード
エピゲノム、生活習慣病、エネルギー代謝、転写、クロマチン構造
主要論文
- Suzuki T et al. (2023). Nucleic Acids Research 51;12;6120-6142
- Abe Y. et al. (2018). Nature Communications 19;9(1):1556
- Inagaki T. et al. (2016). Nature Reviews Molecular Cell Biology 17(8):480-95
- Abe Y. et al. (2015). Nature Communications 7;6:7052
- Inagaki T. et al. (2009). Genes to Cells 14(8):991-1001
- Inagaki T. et al. (2007). Cell Metabolism 5(6), 415-425
- Inagaki T. et al. (2005). Cell Metabolism 2(4), 217-225