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ファイル名 | ファイルの種類 | 備考 | |
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令和7年度 共同研究公募要項 | |||
様式1 共同研究申請書 | word | 申請時に提出 | |
様式2 所属機関長の承諾書 | word | 申請時に提出 | |
様式3 共同研究報告書 | word | 研究期間終了後に提出 |
令和7年度 群馬大学生体調節研究所
「内分泌・代謝学共同研究拠点」共同研究公募要項
1. 趣旨
群馬大学生体調節研究所は,21世紀COEプログラム,グローバルCOEプログラム,そして平成22年度からは内分泌・代謝学 共同研究拠点として内分泌・代謝学に関する研究を推進するとともに,様々な研究成果を蓄積し,新しい解析技術,バイオリソースを創出してきました。
令和4年度以降も内分泌・代謝学 共同利用・共同研究拠点として認定されたことから,引き続き当該分野における国内外の研究者との共同研究や研究支援,長年にわたり蓄積してきた様々な研究リソースの配布等を通じて,生体調節メカニズムの包括的な理解,生活習慣病や内分泌・代謝機構の研究に大学の枠を越えて貢献することを目指しております。また,保有する設備等の共同利用を促進するとともに,内分泌・代謝領域にとどまらない異分野融合や新領域研究の創発においても積極的な役割を果たすことにより,当該研究領域のより一層の発展を計ることといたしました。
つきましては,本研究所の教員との間で,本研究所の研究リソース,最先端設備を利用した共同研究を以下の要領で公募します。
また,本共同研究は以下の2つのプロジェクトからなりますが,これらの枠にとらわれない重要な問題に果敢に挑戦する研究計画も同等に受け付けます。
2. 共同研究プロジェクト
◇生体調節機構解析プロジェクト
生活習慣病の発症に関連する内分泌・代謝学を中心とする生体恒常性の仕組みを解明する研究プロジェクト
◇内分泌・代謝疾患プロジェクト
生体恒常性の破綻による疾患の病態,成因を解明する研究プロジェクト
【プロジェクトの取組概要】
内分泌・代謝学に関連する通常課題に加え,以下の重点課題を設定し年間50件程度の共同研究を実施します。
〇糖尿病,肥満関連の研究課題
〇若手(学位取得後8年以内)研究者・女性研究者の研究課題
〇外国研究者の研究課題
〇創薬・イノベーションの研究課題(生活習慣病を対象とした創薬シーズの探索
〇拠点ネットワーク推進課題
〇異分野融合の研究課題
本公募では内分泌・代謝学領域の研究課題に加え,ヒト膵臓,腸内細菌,オルガノイドに関する研究や,受精から発生,そして死に至るまでのあらゆるライフサイクルにおける代謝・内分泌システムを解析する課題等も積極的に採用する予定です。
3.応募資格
大学並びに公的研究機関に所属する教員・研究者又はこれに相当する方
なお,研究分担者には,大学院生・学部学生を含めることができます。
参加する大学院生・学部学生は「学生教育研究災害障害保険」等に必ず加入し,特に学部学生においては,学生の所属機関の助教以上の教員,もしくは,受入教員研究室の研究者の監督下で実験等を実施してください。
本共同研究は,当該分野の新たな挑戦を助成するため,同一研究室からの申請は採択年度を含めて連続して3年度を限度とします。ただし,当該課題について共同研究拠点としての論文業績が発表された場合には,1年度を空けて,3年度を限度として新たなプロジェクトを申請することができます。
また,当共同研究拠点としての成果が出れば,何度でも応募可能ですが,これまでの共同研究論文実績を評価対象とします。
4.研究期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日の1年間
5.申請方法
(1)申請代表者(同一研究室からの申請を含む)は,1研究期間につき1研究課題を申請できます。
なお,前年度の課題を継続して申請することも可能ですが,その場合は前年度の研究成果を踏まえて申請することが必要です。(継続は,採択年度を含め3年度を限度とする。)
(2)申請代表者は,申請書(様式1)に所属機関の長(注1)の承諾書(様式2)(注2)を添え,封筒に「共同研究申請書在中」と記入のうえ,提出してください。所属機関が異なる研究分担者がいる場合は,それぞれ承諾書(様式2)が必要となります。
※1) 申請書等の各様式は,本研究所共同研究のホームページ
(https://www.imcr.gunma-u.ac.jp/?page_id=6820)からダウンロードしてご使用ください。
なお,申請にあたって本研究所の教員とあらかじめ応募資格,研究課題,内容などの打ち合せをお願いいたします。
※2) 本研究所の各研究部門・所属教員・研究の概要等は本研究所のホームページの研究組織をご覧ください。(https://www.imcr.gunma-u.ac.jp/?post_type=organization)
※注1:委任を受けている部局長等でも可。
※注2:押印は公印でお願いします。
共同研究申請書(様式1) | Microsoft Word 【日本語】・【English】 |
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承諾書(様式2) | Microsoft Word 【日本語】・【English】 |
(3)申請書の提出期限
令和7年1月24日(金)必着
なお,前述(2)の本研究所の教員との打ち合わせにより提出期限を超える場合は,本研究所の教員の申出により考慮します。
(4)申請書の提出先
〒371-8512 群馬県前橋市昭和町3-39-15
群馬大学 生体調節研究所庶務係 宛
6.採択件数
全体で50件程度を採択予定
うち,次の研究課題を重点課題として採択する予定です。
(1)「糖尿病,肥満関連の研究課題」 2件以内
(2)「若手(学位取得後8年以内)研究者※・女性研究者の研究課題」 4件以内
※若手(学位取得後8年以内)研究者は,研究開始年度の4月1日現在において学位取得後8年を超えていない研究者とします。
(3)「外国研究者の研究課題」 8件以内
(4)「創薬・イノベーションの研究課題(生活習慣病を対象とした創薬シーズの探索)」 2件以内
(5)「拠点ネットワーク推進課題」 2件程度
(6)「異分野融合の研究課題」 2件程度
7.選考及び選考の通知
共同研究の採否及び研究経費の配分額は,学外の学識経験者を含む専門委員会において審議,決定後3月末日までに,申請者に直接通知します。
8.研究経費
共同研究に必要な研究経費(旅費,消耗品費,運搬費)は,概ね下記区分の金額を限度として本研究所で支出します。共同研究に必要な旅費は,本学の旅費規則に基づき算出し,精算払いとします。なお,採択件数及び配分額は,予算の都合により,上限内で調整することがあります。
区 分 | 研究課題 | 採択予定件数 | 研究経費額(限度金額) |
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通常課題 | 「生体調節機構解析プロジェクト」又は「内分泌・代謝疾患プロジェクト」の研究課題 | 30件程度 | 400千円 |
重点課題 | 糖尿病,肥満関連の研究課題 | 2件以内 | 800千円 |
重点課題 | 若手(学位取得後8年以内)研究者・女性研究者の研究課題 | 4件以内 | 500千円 |
重点課題 | 外国研究者の研究課題 | 8件以内 | 400千円※1 |
重点課題 | 創薬・イノベーションの研究課題 (生活習慣病を対象とした創薬シーズの探索) |
2件以内 | 800千円 |
重点課題 | 拠点ネットワーク推進課題※2 | 2件程度 | 450千円 |
重点課題 | 異分野融合の研究課題 | 2件程度 | 450千円 |
※1 外国研究者の研究課題について,本研究所に来日する旅費は1回1人に限り別途支給します。
※2 本学生体調節研究所と連携協定を結ぶ研究機関が対象となります。
※3 本研究課題に関するお問合せ先
群馬大学生体調節研究所 分子糖代謝制御分野 教授 藤谷 与士夫 fujitani@gunma-u.ac.jp
(1)旅費
旅費は,群馬大学生体調節研究所「内分泌・代謝学共同研究拠点」共同研究申請書(以下「共同研究申請書」という。)の共同研究課題を達成するため,原則「群馬大学生体調節研究所」に来所する旅行に限られます。日当は1日につき2,300円,宿泊料は1泊につき10,500円の定額となっています。
旅費の所要額は次により算出してください。
旅費の所要額=人数×1回当たりの旅費×旅行回数
1回当たりの旅費:出発地から群馬大学生体調節研究所までの往復運賃+日当(滞在日数×2,300円)+宿泊料(宿泊日数×10,500円)
(2)消耗品費
共同研究申請書の共同研究課題を達成するために使用する消耗品に限られます。備品は購入できませんので,ご注意ください。
消耗品費所要額の記入例
研究用試薬・薬品○○○外 210,000円
研究用消耗器具・器材○○○外 100,000円
実験用動物 マウス10匹外 100,000円
(3)運搬費
共同研究申請書の共同研究課題を達成するため,試料等の運搬が必要となる場合に使用できます。
9.施設等の利用
研究所の研究リソースである機器,遺伝子改変動物や細胞,抗体などを本研究所内の共同研究者の指示のもとに原則として自由に使うことができます。
なお,昭和キャンパスには共同施設として本研究所を取り囲むように生物資源センター,ラジオアイソトープ (RI) 研究棟,電子顕微鏡等のある共同利用機器部門,医学図書館があり共同研究者は利用に必要な説明,講習,許可を受けたのちにそれらを利用することができます。
(参考)
研究所の研究リソース:https://www.imcr.gunma-u.ac.jp/?page_id=9948
生物資源センター:http://doujitsu.dept.med.gunma-u.ac.jp/cms/
医学図書館:https://www.media.gunma-u.ac.jp/
10.研究成果報告の提出
共同研究の代表者は,共同研究期間終了後1ヶ月以内に共同研究報告書(様式3)1通を申請書の提出先に提出していただきます。なお,報告書は,「内分泌・代謝学共同研究拠点」の成果として本研究所ホームページで公表します。
共同研究報告書(様式3) | Microsoft Word 【日本語】・【English】 |
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11.論文の提出
本共同研究の成果を論文として発表する場合には,必ず採用通知に記載された課題番号を記入し,「群馬大学生体調節研究所における共同研究」(例文:This work was carried out by the joint research program of the Institute for Molecular and Cellular Regulation, Gunma University.)による旨を明記してください。その際,別刷り1部を「5.(4) 申請書の提出先」へ提出もしくは論文PDFを下記の研究所庶務係に電子メール(kk-msomu4@ml.gunma-u.ac.jp)にて送付してください。
12.知的財産権の取扱い
原則として,当該発明に係る各研究者及びその機関の貢献度を考慮し,協議して帰属等を決定します。
(参考)本学知的財産関係ホームページ:http://research.opric.gunma-u.ac.jp/industry/i_008/
14.安全保障輸出管理
海外へ研究機器,試料,技術指導などの提供や海外の研究者と共同研究の実施などにあたり,国立大学法人群馬大学安全保障輸出管理規則に基づく手続きが必要となる場合があります。
13.問い合わせ先
〒371-8512 群馬県前橋市昭和町3-39-15
国立大学法人群馬大学 昭和地区事務部総務課
研究所庶務係 (担当 尾内又は富澤)
電話番号 027-220-8825(ダイヤルイン)
F A X 027-220-8899
Eメール kk-msomu4@ml.gunma-u.ac.jp