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群馬大学 生体調節研究所

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【プレスリリース】ヒト腸管環境を再現した実験系でプロバイオティクスの真の効果を解明!健康食品・医薬品開発に新たな指針

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粘膜エコシステム制御分野の佐々木伸雄教授、宣旭学外共同研究員、今井淳稀研究員らの研究グループは、群馬大学総合外科講座消化管外科学分野,群馬大学未来先端研究機構、森永乳業株式会社等との共同研究で、健常成人由来の「大腸オルガノイド」とプロバイオティクスとして知られるビフィズス菌の一種(Bifidobacterium longum)を共培養し,その生理機能を詳細に解析しました。
これまでのビフィズス菌や乳酸菌などのプロバイオティクスの研究では、がん細胞由来の細胞株が用いられてきましたが、本研究では「正常なヒト腸管」に近い大腸オルガノイドを用いることで、ビフィズス菌のより生理的な反応を確認することに成功しました。この成果は、プロバイオティクスや腸内細菌が私達の健康に与える影響をより正確に理解するための、画期的な評価系の有用性を示すものであり、今後の健康食品や医療分野における機能性評価の新しい指針となると期待されます。

・雑誌名:Scientific Reports
・公開日:2025年7月1日
・タイトル:Comprehensive gene expression analysis of organoid-derived healthy human colonic epithelium and cancer cell line by stimulated with live probiotic bacteria

研究内容の詳細はこちらをご覧になってください。

プレスリリース資料はこちらをご覧になってください。

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