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群馬大学 生体調節研究所

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【プレスリリース】脂肪由来の物質がインスリンを体内でふやすことを発見 ~あたらしい糖尿病の治療法開発へ~

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代謝疾患医科学分野の白川純教授らは、横浜市立大学、ハーバード大学医学部ジョスリン糖尿病センター(アメリカ)、アルバータ大学(カナダ)等との共同研究で、脂肪でつくられる物質により、体の中でインスリンをつくる膵島の膵β(ベータ)細胞を増殖させ、インスリンをふやす新たな方法を発見しました。
本研究では、脂肪から血液中にでてくる物質が膵β細胞を増加させることにより、体の中でインスリンをふやすことができる可能性が示されました。本研究の成果は、今後、糖尿病患者さんの体の中で、肥満の原因となる脂肪をターゲットとして膵β細胞を増やすような新しい再生医療への応用に役立つことが期待されます。
本研究の成果は10月4日(火)(アメリカ東部時間11時)(日本時間:2022年10月5日0時)に米国科学誌Cell Reports(Cell Press:米国)において公開されました。学術的に卓越した治療への応用性の高い研究内容で、大きな社会貢献が期待されることから,お知らせいたします。

・雑誌名:Cell Reports誌(Cell Press:米国)
・公開日:2022年10月4日11時(アメリカ東部時間)(日本時間:2022年10月5日0時)
・タイトル:”E2F1 transcription factor mediates a link between fat and islets to promote β-cell proliferation in response to acute insulin resistance”

研究内容の詳細はこちらをご覧になってください

プレスリリース資料はこちら → 【代謝疾患医科学分野202210】 プレスリリース -2

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