8月5日、江崎グリコ株式会社 基礎研究室研究員の青木亮先生を講師にお招きし、「データサイエンスで挑む腸内細菌エコシステムの理解」というタイトルでご講演をしていただきました。講師の青木先生はメタゲノムにより腸内細菌叢の変化を調べる、データサイエンス研究者の先駆け的存在として研究を行っておられます。
講演では青木先生が実際に行ってきた臨床研究や、コホート研究のデータ解析事例とその結果の説明を通して、複雑な腸内エコシステムについて話してくださいました。さらに、機械学習を用いることで疾患の新しいバイオマーカーが明らかとなる様子を示されました。データサイエンスが腸内細菌研究者のみならず、あらゆる研究者にとって強力な研究手法として印象付けられた講演でした。