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群馬大学 生体調節研究所

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受精卵におけるK63結合ユビキチン化を介した膜成分の分解・再編成のメカニズム

佐藤美由紀 (群馬大学 生体調節研究所 生体膜機能分野) 小沼亮介 (群馬大学 生体調節研究所 細胞構造分野) 佐藤克哉 (群馬大学 生体調節研究所 生体膜機能分野), 戸村琴音、佐藤健(群馬大学 生体調節研究所 細胞構造分野)

概要

卵子は受精によって多能性を獲得し,たった1個の受精卵からすべての細胞が作られます.今回私たちは,受精後にはエンドサイトーシスとオートファジーという二つの分解系が活性化し,役割を終えた膜成分の積極的な分解が起きること,またこの分解には特殊なユビキチン修飾が関与していることを発見しました.本研究によって卵子が多能性を獲得する時期に分解系が果たす新たな生理機能が明らかとなりました.

20140301

原著情報

Fertilization-induced K63-linked ubiquitylation mediates clearance of maternal membrane proteins.
Sato M, Konuma R, Sato K, Tomura K, Sato K.
Development 141(6):1324-31, 2014

オンラインURL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24595290

研究室URL

http://makukinou.showa.gunma-u.ac.jp/index.html

 

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