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群馬大学 生体調節研究所

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マウスミクログリアにおけるプロトン感知性TDAG8受容体/cAMP系を介した細胞外酸性pHによるインターロイキン-1β産生抑制作用

金 曄、佐藤幸市、当房文香、茂木千尋、当房雅之、村田直哉、岡島史和(群馬大学 生体調節研究所 シグナル伝達分野) 石井聡(秋田大学大学院 医学系研究科 生体防御学) Dong-Soon Im(大韓民国 国立ブサン大学薬学部)

概要

酸性pHによってミクログリアの炎症性サイトカインIL-1β産生がプロトン感知性受容体であるTDAG8/cAMP/プロテンキナーゼAを介して抑制される。この際、ERK,JNKの活性抑制をともなっていた。ミクログリアの炎症性サイトカインの抑制機構が明らかにされたことで、TDAG8を標的とした脳改善薬の開発研究に発展することが期待される。

原著情報

Inhibition of interleukin-1β production by extracellular acidification through the TDAG8/cAMP pathway in mouse microglia.
Jin Y, Sato K, Tobo A, Mogi C, Tobo M, Murata N, Ishii S, Im DS, Okajima F
J Neurochem 129: 683-695, 2014

オンラインURL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24447140

研究室URL

http://signal-transduction.imcr.gunma-u.ac.jp/

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