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群馬大学 生体調節研究所

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[20220216]内分泌・代謝学 共同利用共同研究拠点セミナー(2022年2月16日開催)生活習慣病解析プロジェクト共催

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ショウジョウバエの消化管ホルモンによる生殖幹細胞増殖の調節
~腸内分泌細胞のマルチセンシングシステムの解明に向けて~
・講師:丹羽 隆介 先生
筑波大学生存ダイナミクス研究センター教授
・日時:2022年2月16日(水)16:00~17:30
・開催方法:講演(生体調節研究所1階 会議室)およびオンライン(zoom開催) Zoom配信のみに変更しました
・申込方法:下記Google formに連絡先等をご記入下さい。ZoomミーティングURLをお知らせします。
https://forms.gle/x5tvuALjWGvE5oZg8
・連絡先:生体調節研究所 個体代謝生理学分野 西村 隆史(内線 8866)
・Email: t-nishimura@gunma-u.ac.jp

腸内分泌細胞(enteroendocrine cell, EEC)は、外環境からの様々な情報を感知
して消化管ホルモンを分泌することで、生体恒常性の維持に重要な役割を担う。EEC
からの消化管ホルモン分泌に影響を与える外的情報は、決して単一ではなく複数であ
ることが、動物種を問わず多い。よって、EECは複合的情報の統合の場、言い換えれ
ばマルチセンシングの場としても注目される。しかし、複合的な情報がいかにEECで
統合されるのか、またその情報統合が消化管ホルモンの合成・放出にどのような影響
を与えるかは、あらゆる動物で不明な点が多い。
このような中で我々は、キイロショウジョウバエのメスのEECから分泌されるペプ
チドホルモンNeuropeptide F(NPF)が、オスの交尾刺激および食餌糖という異な
る情報によって影響を受けることを見出している(Ameku et al. PLOS Biol. 2018;
Yoshinari et al. Nat Commun. 2021)。本講演では、交尾刺激と食餌糖の情報が
NPF分泌に統合的に影響を与えることで、メス生殖幹細胞の増殖に顕著な影響を与え
ることを示す未発表データを紹介する。

ポスターはこちら → 220216_2丹羽さんセミナーポスター(改)

 

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