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群馬大学 生体調節研究所

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[20211004]内分泌・代謝学 共同利用共同研究拠点セミナー(2021年10月4日開催)生活習慣病解析プロジェクト共催

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2021年10月4日の9時30分より生体調節研究所の内分泌・代謝共同利用共同研究拠点セミナーをZoomにて開催しました。講師はペンシルバニア州立大学医学部薬理学生化学・分子生物学准教授の川沢(今村)百可先生でした。講演タイトルは「ゲノムコア、脳とサソリ毒、 IBD マーカー ~ゲノミクスよもやま話~」で、次世代シーケンサーの黎明期からゲノム研究に関わってこられた歴史や米国でのゲノムコア運営の実際を、具体的な最新の興味深い研究成果とともに、わかりやすく解説していただきました。Zoom講演の現地およびオンラインの共催となりましたが、両者とも多くの方々にご参加いただき、質問応答も活発に行われ非常に有意義な会となりました。

 

 

 

 

 

 

「ゲノムコア、脳とサソリ毒、 IBD マーカー ~ゲノミクスよもやま話~」

・講師:川沢(今村)百可 先生
ペンシルバニア州立大学 医学部 薬理学 生化学・分子生物学 准教授
ゲノム科学&バイオインフォマティクスコア ディレクター
動物ゲノム研究所 所長

・日時:2021年10月4日(月)9:30~10:30
・ZOOM講演(研究所1F会議室)およびZOOMによるオンライン開催(事前予約制)
・申込み方法(生体調節研究所の方は申込不要):所属,氏名を明記の上、下記アドレスまでメールでお申し込みください。ZOOMミーティングURLをお知らせします。
連絡先: E-Mail: jshira@gunma-u.ac.jp (Jun Shirakawa)
担当:代謝疾患医科学分野 白川 純

私がアメリカに渡った20年前ぐらいから、マイクロアレイの普及、ヒトゲノムの解読、そして次世代シーケンサーの登場と、遺伝子と病気の研究を取り巻く環境は劇的に変化しました。遺伝子操作の魅力に取り憑かれ農学研究から医学研究へ、生化学研究から遺伝子解析へと鞍替えしながら、 DNA 研究の沼にハマっています。が、ここのところは、雑用や政治などに追われ純粋なサイエンスを見失いそうなのが懸念。空いた時間で DNA 沼に行き、配列やコードを眺めている時間が癒しです。
ご存知のように、アメリカではコアファシリティとよばれる共通機器施設が充実しており、ゲノミクスやバイオインフォマティクスもコアでやるのが主流です。かつてはコアのユーザーだった私が、プロバイダーの方になり、一から次世代シーケンサーやアレイのサービスを提供する環境を整えていったこの8年間。顧客サービスだけでなく自分の研究もやらせてもらえるファジーな立場で、コラボレーターにも恵まれながら発表した研究成果のうち2つをご紹介します。

ポスターはこちら→川沢先生ポスター(J)

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