生体調節研究所内分泌・代謝学共同利用・共同研究拠点セミナーに国立がん研究センター　先端医療開発センター　ゲノムトランスレーショナルリサーチ分野　ユニット長　大橋紹宏先生をお招きし、「DNA複製ストレスを狙った癌分子標的治療薬の研究・開発」と題してご講演頂きました。
本セミナー初めてのオンライン開催となりましたが、昭和キャンパスだけでなく桐生キャンパスからも多くの方々にご参加いただきました。まず初めに、がん分子標的治療薬の創出⇒作用機序解明⇒トランスレーショナルリサーチ⇒臨床試験への応用という創薬研究の一連の流れについて、とても分かりやすく説明していただきました（がん治療薬に使われるのはほんの一握りとのこと）。そのあと、実際に発見したCDC7阻害剤を例にとって、作用機序解明のお話をしていただきました。コロナ禍のため長らく見送られてきたセミナーでしたが、久しぶりの開催ということもあり、質疑応答も大いに盛り上がり、大変充実したセミナーとなりました。

「DNA複製ストレスを狙った癌分子標的治療薬の研究・開発」
大橋　紹宏　先生　Akihiro Ohashi, Ph.D
国立がん研究センター　ユニット長
先端医療開発センター　ゲノムトランスレーショナルリサーチ分野
日時：２０２０年9月１6日（水）　１７：００～１８：００
ZOOMによるオンライン開催
●申し込み方法：所属、氏名、セミナー開催日を明記の上、下記アドレスまでメールでお申し込みください。
申込者には、ZOOMミーティングURLをお知らせします（生体調節研究所の方は申込不要）
●申し込み先 E-mail: kk-msomu4@jimu.gunma-u.ac.jp（研究所庶務係）

ポスターはこちら→200916大橋紹宏先生セミナー200817