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群馬大学 生体調節研究所

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リポポリサッカリドで誘導される肺傷害に対するプロトン感知性受容体TDAG8の保護的作用

鶴巻寛朗、茂木千尋、青木悠、当房雅之、矢冨正清、佐藤幸市、岡島史和(群馬大学生体調節研究所・シグナル伝達分野) 上出庸介、久田剛志、山田正信(群馬大学大学院医学系研究科・病態制御内科学) 土橋邦生(群馬大学保健学研究科) 石塚全(福井大学医学部内科学3

概要

LPSによってサイトカインやケモカインの産生を伴って著明な肺傷害が観察される。プロトン感知性受容体TDAG8ノックアウトマウスではケモカインであるKCの産生の有意な増加を伴って肺傷害がさらに増悪した。このようにTDAG8はケモカイン産生、肺傷害に対して抑制的に機能していることが推定され、肺傷害治療の創薬ターゲットとなることが期待される。
概要図−鶴巻 2 (2)

原著情報

Protective Role of Proton-Sensing TDAG8 in Lipopolysaccharide-Induced Acute Lung Injury.
Tsurumaki H, Mogi C, Aoki-Saito H, Tobo M, Kamide Y, Yatomi M, Sato K, Dobashi K, Ishizuka T, Hisada T, Yamada M, Okajima F.
Int J Mol Sci. 16: 28931-28942 2015

オンラインURL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26690120

研究室URL

http://signal-transduction.imcr.gunma-u.ac.jp/

 

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