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群馬大学 生体調節研究所

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インスリンの持続的な作用は、酸化ストレス依存的な機構によりGLUT4をダウンレギュレートする

馬金輝、中川祐子、小島至、柴田宏(群馬大学 生体調節研究所 細胞調節分野)

概要

脂肪細胞において、短期的にインスリンを作用させるとグルコーストランスポーターGLUT4を細胞膜にリクルートして糖取り込みを促進する。しかし長期的に作用させるとGLUT4量を著明に減少させる。この作用は、インスリン感受性の細胞内プールからのGLUT4消失により、GLUT4 分解が促進されることによる。これは、インスリンが活性酸素依存的なメカニズムによりGLUT4をリサイクル経路から分解経路へと移行させることによる。

20140103

原著情報

Prolonged Insulin Stimulation Down-regulates GLUT4 through Oxidative Stress-mediated Retromer Inhibition by a Protein Kinase CK2-dependent Mechanism in 3T3-L1 Adipocytes.
Ma JH, Nakagawa Y, Kojima I, Shibata H.
J Biol Chem 289: 133-142, 2014

オンラインURL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24240093

研究室URL

http://cell-physiology.imcr.gunma-u.ac.jp/

 

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