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群馬大学 生体調節研究所

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生活習慣病・メタボリックシンドローム・肥満

誰しも一度は耳にしたことがある言葉かと思いますが、いまや日本国内では2千万人を超える患者さんfatmanやその予備群の方がいらっしゃいます。

当研究所は、このような「生活習慣病・メタボリックシンドローム・肥満」をはじめとするさまざまな疾患が引き起こされる仕組みとその解決方法について世界最先端の研究を行っています。

その中でも特に「私達の体の機能をコントロールする = 生体調節」を担う「内分泌」および「代謝」の仕組みに焦点をあてて、酵母や線虫などの単純な生物から哺乳類までいろいろな生物を駆使した多角的なアプローチにより研究を行っております。

内分泌のコンセプト

内分泌とは、血中に放出したホルモンを介して、受容体を持つ標的細胞のみの活動に影響を与えること。(いわゆる「無線」通信のようなもの)

代謝のコンセプト

代謝とは、体の外から取り入れたものを、体の機能を維持するために素材として使っていくことです。

取り入れた素材を分解したり、くっつけたりしながら、エネルギー源や体の部品として使います。

例えばこんなことを調べています。
  • 細胞内で作られたホルモンが、どうやって細胞の外に分泌されるに至るのか
  • ホルモンからの指令は、作用相手の細胞内でどのように伝わっていくのか
  • 細胞レベルや身体全体の代謝がどのように制御されているのか
  • 遺伝や生活習慣が、太りやすさや癌などの病気になりやすさをどう決めるのか
  • ホルモンの作用に影響を与える、炎症・免疫の仕組み

私達の身体は約60兆~70兆個の細胞が集まってできており、とても複雑です。これらの細胞達が調和のとれた社会を形成している状態が健康であるとも言えます。私達は生体を調節する仕組みやその破綻により引き起こされる病気の仕組みについて、ゲノム、エピゲノム、細胞、そして動物レベルで探求し、未来の医療につなげていきたいと思っております。

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